B1 · 接続法
接続法II式:hätte、würde
「〜だろうに」「〜できたら」、そしてていねいさ
事実ではないことのための形――そしてドイツ語のていねいさがあのように響く理由。
ひと目でわかる
- これだけは覚える
- たいていの動詞はwürde。hätte、wäre、話法の助動詞は単独で。
- 使うとき
「もし」と仮定 — ここで形を決めるのは、時間軸上の位置ではなく条件です。
- 形
- ich würde sagen私は言うだろう
- 目印になる語
- würde
- hätte
- wäre
- könnte
- müsste
- sollte
- gern
- wenn
- 注意点
- 誤り:Ich würde gern einen Kaffee haben wollen.正しくは:Ich hätte gern einen Kaffee.
やってみましょう
このトピックの練習問題は5問です。答えはブラウザの中で判定され、あなたの端末の外には出ません。
自分で書いてみようこのテーマの文3個。入力して、すぐに添削。
形
形の作り方
各行には、まず意味、次にドイツ語の形が並んでいます。色の付いた部分が、形ごとに変わるところです。
語幹(規則的) 語幹(不規則) 時制を表す部分 人称を表す語尾 助動詞
| 私は言うだろう | ich würde sagen |
| きみは言うだろう | du würdest sagen |
| 彼/彼女/それは言うだろう | er, sie, es würde sagen |
| 私たちは言うだろう | wir würden sagen |
| きみたちは言うだろう | ihr würdet sagen |
| 彼らは/あなた(Sie)は言うだろう | sie, Sie würden sagen |
| 私は持っているだろう | ich hätte |
| きみは持っているだろう | du hättest |
| 彼/彼女/それは持っているだろう | er, sie, es hätte |
| 私たちは持っているだろう | wir hätten |
| きみたちは持っているだろう | ihr hättet |
| 彼らは/あなた(Sie)は持っているだろう | sie, Sie hätten |
| 私は〜だろう | ich wäre |
| きみは〜だろう | du wärst |
| 彼/彼女/それは〜だろう | er, sie, es wäre |
| 私たちは〜だろう | wir wären |
| きみたちは〜だろう | ihr wärt |
| 彼らは/あなた(Sie)は〜だろう | sie, Sie wären |
| würde+不定詞 | Ich würde das anders machen. |
| 話法の助動詞 | könnte, müsste, dürfte, sollte, wollte |
| 条件 | Wenn ich Zeit hätte, würde ich kommen. |
| 過去 | Wenn ich Zeit gehabt hätte, wäre ich gekommen. |
ルールをひとつずつ
このトピックで扱う形その形を使う合図になる語
würde+不定詞が、たいていの動詞の基本の形です。
Ich würde lieber zu Hause bleiben.むしろ家にいたいです。
haben、sein、話法の助動詞には一語の固有の形があり、それを使います。
Ich hätte gern einen Kaffee.コーヒーを1杯お願いします。
非現実の条件文では、両方の部分が接続法になります。
Wenn er käme, wäre alles einfacher.彼が来てくれたら、すべてがもっと簡単なのに。
過去の接続法はhätteかwäre+過去分詞で、過去の形は一つしかありません。
Ich hätte dir geholfen, wenn du gefragt hättest.頼んでくれていたら、手伝ったのに。
例文
Könnten Sie mir bitte helfen?手伝っていただけますか。
Ich hätte da eine Frage.ちょっとお尋ねしたいことがあるのですが。
An deiner Stelle würde ich absagen.私がきみの立場なら、断るよ。
Es wäre besser, früher zu fahren.もっと早く出たほうがいいでしょう。
Wenn das Wetter besser wäre, würden wir grillen.天気がもっとよければ、バーベキューをするのに。
例文をさらに8文見る
Ich würde das nicht machen.私ならそれはしません。
Wären Sie so freundlich?お願いしてもよろしいでしょうか。
Wir müssten eigentlich früher losfahren.私たちは本当はもっと早く出発すべきなのですが。
Das hätte ich nicht gedacht.それは思ってもみませんでした。
Wenn ich du wäre, würde ich nachfragen.私がきみなら、問い合わせるよ。
Sie hätte fast den Zug verpasst.彼女はもう少しで電車に乗り遅れるところでした。
Dürfte ich Sie kurz stören?ちょっとおじゃましてもよろしいでしょうか。
Es wäre nett, wenn du Bescheid sagen könntest.知らせてくれたらうれしいな。
日本語話者がつまずきやすいポイント
注意
ていねいさは接続法を一つ使って作るもので、積み重ねるものではありません。Ich hätte gernは何かを注文するときの決まった言い方で、3語です。その上にwürdeとwollenを重ねてもていねいにはならず、くどくなるだけで、それはドイツ語では別の種類の失礼にあたります。日本語の「いただけますでしょうか」をさらに重ねたくなる感覚は、ドイツ語では控えましょう。
くわしい解説
すべて読む・約1分
接続法II式は、何かを非現実のものとして示します。満たされていない条件、願い、助言、ていねいな依頼。Wenn ich Zeit hätte, würde ich mitkommen(時間があったら、いっしょに行くのに)――実際には時間がないので、行かないのです。
たいていの動詞はwürde+不定詞で作り、迷ったらこの形を使います。ich würde sagen、wir würden kommen。ごくよく使う動詞の短いリストには代わりに一語の固有の形があり、それらにwürdeを使うとぎこちなく聞こえます。hätte, wäre, könnte, müsste, würde, sollte, wollte, dürfte, wüsste, ginge。
毎日大切なのは、ていねいな使い方です。ich willではなくIch hätte gern einen Kaffee、können Sieではなくkönnten Sie mir helfen。日本語の「〜してくれますか」から「〜していただけますか」への移り方と同じで、店や役所では選択ではなく期待されているものです。
知っておきたいこと1
知っておきたいこと
日本語との比較:「〜のに」と接続法
日本語の「時間があったら行くのに」の「のに」には、実際には行かないという残念な気持ちが入っています。ドイツ語の接続法II式も同じで、Wenn ich Zeit hätte, würde ich kommen.は事実に反することを言っています。事実としての条件――「時間があれば行く」――ならふつうの現在形です。Wenn ich Zeit habe, komme ich. 二つの文の違いは、話し手がそれを現実だと思っているかどうかです。
このトピック、どのくらい身につきましたか?
練習すると、ここは自動で記入されます。いつでもここで自分で変更することもできます。
このページに出てくる動詞の活用: sein · werden · haben · helfen · können · kommen · bleiben · fahren