本文へ移動
EveryLingua すべての言語辞書
JA

ドイツ語の動詞

文が伝える内容の大部分は、動詞が担っています。だれが、いつ、もう終わったのか、まだ続いているのか。日本語では「た」「ている」などを動詞のうしろに付けて表しますが、ドイツ語では動詞そのものの形を人称ごとに変え、「haben」や「sein」のような助動詞と組み合わせます。ここでは、動詞にかかわる文法、強変化動詞、そして練習をまとめています。

人称ごとに変わる動詞

日本語の動詞は「書く・書かない・書きます・書いた」と、時や丁寧さで活用しますが、だれが書くかでは変わりません。ドイツ語の動詞は逆で、主語によって語尾が変わります。そのかわり、過去を表す形は少なく、ほとんどは助動詞と組み合わせて作ります。

形例使う場所
不定詞machen 辞書の形。話法の助動詞やwerdenの後、文末に置く
現在形ich mache, du machst, er macht 主語ごとに語尾が変わる。現在のことにも、予定にも使う
過去形(Präteritum)machte 書き言葉の物語。話し言葉ではsein、haben、話法の助動詞が中心
過去分詞(Partizip II)gemacht 単独では使わない:habenやseinとPerfekt、werdenと受動態
命令形mach!, machen Sie! 頼む、指示する。Sieには動詞が先

規則動詞(弱変化動詞)は過去形に-te、過去分詞にge-…-tをつけるだけです。強変化動詞は語幹の母音が変わり、過去分詞は-enで終わります。だからこそ、1語ずつ覚える必要があるのです。

日本語話者がつまずきやすいポイント

主文では、活用した動詞がいつも2番目に来ます。日本語では動詞が最後なので、文頭に時の言葉を置いた後、主語を先に言ってしまいがちです。

誤り: Morgen ich arbeite in Osaka.
正しい: Morgen arbeite ich in Osaka.

確かめ方は簡単です。主文で、動詞の前にある要素を数えましょう。一つなら正しく、二つなら誤りです。副文(weil、dassの後)では逆に、動詞が日本語と同じく最後に来ます。

2つめの落とし穴:分離動詞

anrufen、aufstehen、einkaufenのような動詞は、主文で二つに分かれ、前つづりが文末に行きます。Ich rufe dich morgen an.が正しく、Ich anrufe dich morgen.は誤りです。話法の助動詞や副文では分かれず、文末で一語に戻ります。Ich will dich morgen anrufen.

この先へ

動詞がどんな形になれるかは、ここまでで説明しました。どの場面でどの形を使うかは時制の問題で、それには専用のページがあります。このページは、そのページの劣化コピーにならないよう、あえてここで終わりにしています。1語ずつ覚えるしかない動詞にも、専用のページがあります。

強変化・不規則動詞80語 ドイツ語の時制

動詞にかかわる文法トピック14件

どれも解説・変化表・例文と、専用の練習問題つきです。

A1現在完了形(Perfekt)habenかsein+文末の過去分詞――ドイツ人はこれで「きのう」のことを話します。B1過去形(Präteritum)本や報告書の過去――それに、話し言葉でも使う一握りの動詞。A2未来ドイツ語はたいてい未来を現在形で言い、werdenは予測と強調のために取っておきます。B1過去完了形(Plusquamperfekt)hatteかwar+過去分詞――別のことが起こったとき、すでに起こっていたことのために。A2現在形が表すものいま、いつも、あした、そして「いつから」――すべて一つの形で。A2Perfektの haben と seinたいていの動詞はhaben、移動と状態の変化はsein、直接目的語があればいつもhaben。A2いつかを言う:seit、vor、in、für時を表す四つの前置詞と、それぞれといっしょにドイツ語が使う時制。A2過去分詞の作り方三つのパターン、ge-のない二つの場合、そしてge-が中に入る一つの場合。A1六つの話法の助動詞一つの不規則なパターン、六つの動詞、そして文末で待っている本動詞。A2nicht müssen と nicht dürfen否定で意味がひっくり返る唯一の場所――しかも英語とは違うひっくり返り方をします。A1mögen と möchten何かが好きだと言う動詞と、何かが欲しいと言うその別の形――二つは置き換えられません。A2sollen:指示とうわさほかの人から来る義務と、人が言っていることを伝える二つ目の使い方。B1二つ目の動詞のない話法の助動詞ドイツ語では、抜けた動詞が明らかなら、話法の助動詞だけで立てます。B1werdenを使う受動態werden+過去分詞。日本語の「〜されている」「〜された」「〜されなければならない」にあたります。

動詞383語を練習する

基本語彙の動詞を、すべてのテーマ別リストから出題します。